2017.4.5
猫は発酵調味液を食べても良いの?その効果は?
発酵調味液とは?健康効果は?
発酵調味液とは、醤油、お酢、みりんなど、醗酵させてその旨味を作り出している液体状の調味料全般を指します。
これらは、日本独特の和食に甘味・旨味・コクなどをつけると同時に、味を良く浸透させ、食材の不快な臭いや煮崩れを防ぐなどの用途に用いられています。
また、発酵させて作られているということで腸内環境を整える効果があり、更にアミノ酸も豊富に含まれていて、美容や健康にも良いことが知られています。
近年、欧米でも和食がブームとなっていますが、その理由の1つに「発酵食品がヘルシーだから」ということが挙げられています。
日本の家庭には、なくてはならない調味料と言えるでしょう。
このように健康に良いとされる発酵調味液を、ぜひともペットの猫にも与えたい!と考える飼い主さんもいるでしょう。
猫に与える場合は…
しかし、猫に発酵調味液を与えるといっても、ただ与えれば良いというものではありません。
与える前に、注意しておかなければならない点があります。
発酵調味料には醤油など、塩分が多く含まれているものがあります。
これらで人間用の食事と同じように味付をしてしまうと、猫などのペットの身体には塩分が過剰となり、健康を害する恐れがあります。
人間の場合も、食塩の1日の摂取目標量は成人男性で10g未満、女性で8g未満と言われています。
しかし一般的な濃口醤油の食塩の含有量は、大さじ1杯あたり2.6gと、気にせずに醤油を使っていたらすぐに塩分過多になってしまいますよね。
これが身体の小さな猫の場合、更に深刻です。
発酵調味液に限らず、人間用の調味料をそのまま猫に与えることは、以上の理由からお勧めできないのです。
発酵調味液配合のフード
しかし、発酵調味液の健康への良い影響は捨てがたく、何とか安心・安全にペットに与えられるようにと、研究・開発が進められてきました。
そして近年ではペットの犬や猫のために、塩分0%の「醤油風うまみ発酵調味料」という物も発売されるようになりました。
更に、国産発酵調味液を配合したキャットフード「ねこひかり」という商品も発売されています。
「ねこひかり」には発酵調味液の他に、野菜、魚、雑穀などの健康に嬉しい原材料が使用されており、肉食動物の猫が肉だけでは摂取しきれない栄養をしっかり補えるようになっています。
原材料はどれもが遺伝子組み換えではない、人間が普段食べているのと同じものを使用しているので、安心して愛猫に与えられます。
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