2017.2.10
犬も黒米は食べて大丈夫?老化防止などうれしい健康効果沢山!
黒米は犬も食べて大丈夫?白米と何が違う?
犬も黒米は食べて大丈夫です。黒米単体で見ると真っ黒で普通のお米と違いますね。何が違うのでしょうか?
黒米は古代米と呼ばれ、昔のお米の原型をかなりとどめているお米になります。白米と異なり色がついていますが、この色に様々な健康成分が含まれています。どのような成分が含まれているのでしょうか?具体的に白米より何がいいのでしょうか?
栄養を効率的に利用できる
黒米の中にはビタミンB1が豊富に含まれています。このビタミンB1は体内に蓄えておけないのですが、なくてはならないものです。どのような役割としているのでしょうか?
ビタミンB1は炭水化物を糖質に変え、体が使える状態にしてくれます。もしビタミンB1がないと、せっかく取り入れたエネルギーを使えません。脳の唯一の栄養素なので、利用できないと何となく疲れたなど脳がうまく働きませんね。
脳だけでなく神経組織にも糖は必要です。様々なところに栄養を供給するための第一段階をこのビタミンB1がになっているのです。
ビタミンB1が足りないと脳や神経に影響が出ます。運動失調や脚気など神経伝達物質に問題が出るので、ほおっておくと歩行困難など大きな症状が出ます。ビタミンB1は使われないと尿として出て行ってしまうので、とりすぎを心配する必要はありません。毎日豊富に取り入れたいですね。
ナイアシンが豊富
ナイアシンとはビタミンB3のことです。このナイアシンは一つで様々な効果が期待できるので、非常に注目されている成分です。基本的には肉や魚に多く含まれている成分なので、トウモロコシや大豆など炭水化物主体のペットフードでは不足しがちになる可能性がります。黒米はお米なのに、このナイアシンが100g中に10.2mgも入っているんです。
ナイアシンは栄養素をエネルギーに変える際必要な酵素を補うものです。ナイアシンは研究が進んでいて、様々な効果があるとわかってきました。
悪玉コレステロールを分解したり、睡眠に必要なホルモンを正常に保つ役割もしています。快眠ビタミンと言われているくらいです。愛犬の生活は飼い主さんのライフスタイルに依存している場合が多いので、飼い主さんの生活習慣が不規則だと愛犬の生活も不規則になります。愛犬にもうれしい成分といえそうですね。
アントシアニンが豊富
アントシアニンとはポリフェノールなどの一種で、ブルーベリーなどに多く含まれています。
アントシアニンは活性酸素を抑えてくれます。この活性酸素というのは、呼吸によって取り入れられた酸素が形を変えて、体内の細胞や器官などに悪影響を及ぼすといわれています。老化現象の原因と考えられているのです。
ある研究では白内障を発症したマウスに、アントシアニン入りの餌を与え続けるという実験があります。アントシアニンを食べていたマウスは食べていないマウスより、白内障の進行が遅く、活性酸素の量も少なかったといいます。刺激から体を守ってくれるのです。犬にもこうした効果があるのではと期待されています。これらの成分は体外へ排出されやすく、蓄えておけないものなので毎日少量とり続けるのが良いでしょう。
とり入れるのが難しそうですが、少量でも力を発揮してくれます。お米1合に対して小さじ1杯くらいでいいそうです。いつものごはんにちょっと混ぜて炊くといいんですね。ただ手作りフードというわけではないからあまり食べさせられないというご家庭の方が多いかと思います。その場合自然派ドックフードを利用してみるのはいかがでしょうか?いぬひかりは黒米だけでなく雑穀なども取り入れ愛犬の健康をサポートします。
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