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猫に玄米ご飯はあげていいの?食べさせることで得られる健康効果とは?

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猫はどんなものを食べるのか?

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猫がもし野生であったら、ネズミやカエルなど動物を食べます。炭水化物は、その食べた草食動物の体内に入っているもので摂取します。人間は炭水化物をメインのエネルギー源として利用しますが、猫はそうではありません。
しかし近年増えている手作りフードや、自然素材で作られたフードにはいくらか玄米ごはんなど炭水化物が含まれます。玄米も猫の健康に良いのでしょうか?そもそも玄米は猫にあげてもいいものなのでしょうか?

猫に対する玄米の健康効果

玄米は白米に比べて炭水化物・カロリーが少ないのでダイエットをしている女性などに人気があります。ただカロリーが少ないだけでなく、豊富なビタミンや毒素を排出する成分も含みます。消化はしにくいので大量に摂取させることは出来ませんが、少量であれば猫の健康にも役に立ちます。猫に玄米を食べさせてもいいのです。どのような成分が具体的にどのように良いでしょうか?

体内の掃除をしてくれる

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玄米にはフィチン酸と言う物質が多く含まれています。これは水銀や鉛と言った重金属と結合して対外へ排出してくれる働きがあります。有害物質を排出する力に優れていると言う事です。あまりに強力なため、昔は必要なビタミンまでくっつけて対外へ出してしまうのではないかと言う事が言われていました。
しかし近年血液中のビタミンには影響しないと科学的に立証されました。(メリーランド大学 シャムスデイン教授)
人間ではデトックスとして様々な方法が提唱されていますが、猫ちゃんには難しいですよね。手軽に無理せず体内の掃除をするには玄米を少量与えるのが効果的と言えるかと思います。

アルギニンが多く含まれている

猫の必須アミノ酸アルギニンと呼ばれている物質があります。このアルギニンとは、たんぱく質を分解した際に出てくるアンモニアを尿素に変えて、体に害のない状態にしてくれる物質のことです。また、いくつかのホルモンの放出を促す働きもあります。
肉食の猫には本当になくてはならない物質です。このアルギニンは内臓系の肉類に多く含まれています。また、ナッツや玄米にも含まれています。
もしアルギニンが足りなくなるとどのようなことが起こるのでしょうか?アンモニアを無毒化できなくなり、神経などに悪影響を及ぼします。痙攣したり、嘔吐したりする症状が出ます。猫はこのアルギニンがないとこれらの症状が重症化しやすくなります。食物からしっかりと摂取させる必要があります。

カリウムを豊富に含んでいる

カリウムは細胞に必要な成分のバランスを保ってくれる非常に重要な成分です。猫の場合、カリウム不足になりやすいです。与えすぎてもいけないのですが、足りなと高血圧になったり筋力が弱くなったりします。また脳梗塞や心臓の発作などのリスクを高めてしまうため注意が必要です。
食物に含まれるカリウムは調理している間に少なくなってしまうので、適切に配合されれているものを選ぶ必要があります。

便秘改善効果に期待

猫は自分で毛づくろいをするのでおなかに毛玉が貯まりやすいです。そしてあまり水分を積極的に摂取しない為、便秘になりやすい生き物です。そのため腸の蠕動運動を促す程度の食物繊維をとると便秘改善効果が期待できます。玄米にはこの便秘改善に役に立つ不溶性食物繊維と言うものが多く含まれています。弱くなった腸の蠕動運動を促してくれる効果が期待できます。
与えすぎはかえって便秘を誘発してしまいます。適切に与えたいですね。

玄米を猫に食べさせる場合の与え方

玄米は猫も食べていいもので便秘改善デトックス効果もあります。では実際に与える場合どのように与えればいいのでしょか?手作りご飯として与える場合、お肉を一番多くし、玄米はあくまで少し与える程度にしましょう。一度に大量に与えると消化不良を起こします。

また、ただ炊いただけでは硬いので圧力鍋で柔らかく炊いたりおかゆにしたりフードプロセッサーで細かくするなどの方法をとるとよいでしょう。

適量がわからない場合は、雑穀も取り入れて作られているキャットフードを与えるのも一つの手です。ねこひかりは雑穀も取り入れ猫ちゃんの健康を維持できるペットフードを作りました。今以上に健康的な体作りのために、毎日食べるペットフードを見直しませんか?

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