2017.3.6
その国産は本当に国産で安全?安心できるおすすめ国産ペットフードとは?
国産ペットフードは本当に国産なのか?
安心安全なものを愛犬・愛猫にと思うと外国産は何となく心配という方もいるでしょう。少し高くてもいいから国産メーカーが国内で作ったものを与えたいと思うかもしれません。
そういった場合、パッケージに大きく国産と書かれていたら材料も作った国も全部日本国内なんだなと思いますよね。しかしその国産表記は法律で定められている国産基準に則っているだけで、私たち消費者が思っているような国産ではないかもしれません。
そもそもペットフードの国産とはどういったものを言うのでしょうか?せっかく安全なものをと思ってドッグフードやキャットフードを選ぶのですから、思った通りのものを選びたいですよね。
どんなものだったら国産のペットフードと言っていいの?
国産の表記をしていいかどうかは農水省が決まりを作っています。その決まりに則っていればすべてが国産でなくても国産という表記を使うことが出来ます。
私たちが思う国産のイメージというのは、原材料は日本で採れた食材で加工したのも日本というイメージが強いかと思います。しかし法律上、最終加工をした地域が原産国となります。そのため、ペットフードの食材すべてが外国産であったとしても、それをドッグフードやキャットフードにしたのが日本国内であれば【国産】という表記をすることが出来ます。
ちなみに原材料の産地については表記するかどうかは特に規定がないようです。表記しているものもあるでしょうが、基本的には最終加工した地域である原産国のみの表記が多いかと思います。
国産表記の認められる最終加工とはどんな行為?
ペットフードの最終加工とはどのようなもののことを言うのでしょうか?ちょっと細かく分かれているのですが、それぞれのフードの種類でこのように定義されています。
1、ドライまたはソフトドライタイプのペットフード
押し出し形成を行った国が最終加工をしたとして、原産国となります。つまり粉末なりペーストをA国で作り、それを日本に持ってきて日本の業者がドライフードの形に形を整える加工を行うと国産となります。
2、ウエットタイプ
A国で味付けまで行ったものを日本に持ってきて、缶詰などに入れる前に殺菌をしたら日本が最終加工国として原産国となります。
3、練加工タイプ
A国で形まで作ったものを日本に持ってきて、加熱加工をしたらそれは国産です。生の生地を買って焼いたのが日本なら国産なんですね。
おやつなどの規定もあるのですが、主食となるドッグフードやキャットフードは上記のような工程を日本国内で行うと国産表記していいそうです。焼くだけでも日本製と言っていいというのは、消費者としてはなんか違う感がありますよね。材料全部外国産だし、作ったのほぼほぼ外国じゃないですか・・・。
安心安全な正真正銘の国産ペットフードとは?
安心安全な国産のドッグフードやキャットフードはないのでしょうか?
選ぶポイントとしては材料の産地も明確に記載しているものを選ぶと、正真正銘の国産ペットフードを選ぶことが出来るかと思います。材料の産地までは記載の義務がないので書いていないのがほとんどかと思います。逆に記載があるものは相当こだわって作っているということになりますね。
全ての加工を国内の工場で行っているというのも大切なポイントかと思います。そのようなフードはあるのでしょうか?
いぬねこひかりでは九州産の野菜や鶏肉と使い、ドッグフードとキャットフードを作っています。一つ一つの原材料の産地が明確になっている珍しいペットフードです。また、国内の工場で人が食べる雑穀の加工などを行っている清潔な工場で加工しています。正真正銘、安全なおすすめ出来る国産ペットフードと言えるかと思います。
外国産のペットフードや、最終加工だけしてそれ以外はすべて外国という表記だけの国産ペットフードを食べていてもすぐに目立った不調は起こさないかもしれません。しかし人間でもインスタント麺やファストフードなどを食べ続ければ太ってきたり、肌が荒れてきたり疲れやすくなったりしますよね。それ自体はすごく悪いものでないとしても、長期間そればかりだといつか体を崩してしまうでしょう。せっかく愛犬・愛猫の健康を思ってフードを選ぶのですから、本当におすすめなものを選びたいですよね。
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