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ドックフードに含まれている成分を見る際に気をつけるべきことは?

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ドッグフードを手にとって成分表を見ると粗タンパク質、粗脂肪、粗灰分、粗繊維など普段聞き慣れない成分が並んでいます。実はこの4つの成分に水分を加えた5つの成分は表示義務が課されており、犬にとってとても重要な栄養素なのです!ドックフードを購入する際に参考にできる各成分の見方をこれから紹介したいと思います!

粗○○って何?

ドックフードの裏の成分表を見ると「粗」という文字の後にたんぱく質や脂質などの成分が書いてあります。普段聞き慣れない表現ですが、「粗」がついた表記は何がどう違うのでしょうか?

成分表において「粗」が意味するのは、この成分には少し他のものも混ざっているかもしれないということです。天然の素材などを使っていると純粋にたんぱく質だけの量はいくらで、純粋な繊維質の量はこれくらいでという事を計算するのは非常に難しいです。そのため「粗」という文字を頭につけて、ドックフードに含まれる大まかな成分の内容を表記しているようです。

ドックフードの成分で最も大切なもの

それはずばり、粗たんぱく質です!人間にとっては炭水化物がエネルギーを生成する上で重要ですが、犬は基本的に炭水化物を消化することが苦手です。その分をたんぱく質や脂肪で補っています。中でもたんぱく質は犬の骨や筋肉、臓器や血液の維持に不可欠でもしたんぱく質が不足してしまうとアミノ酸不足により、代謝が悪くなったり、筋肉や臓器に悪影響を及ぼします。

目安として、ドックフードに粗タンパク質が25%以上含まれていれば安心です!

犬にとっての粗脂肪の役割

犬は炭水化物を消化、吸収する代わりに脂肪から多くのエネルギーを得ているので、脂肪不足に陥ると犬の健康に悪影響が及ぶのは言うまでもないでしょう。特に子犬や妊娠中の犬は多くのエネルギーを必要とするので、ドックフードに含まれる粗脂肪に気を配りましょう!

目安として、一般的に粗脂肪は8~10%ほど含まれていれば安心ですが、わんちゃんが妊娠中などエネルギーが通常より必要な場合は粗脂肪が多めのドックフードを選ぶとより安心です

ドックフードに含まれる粗灰分と粗繊維について

粗灰分とはカルシウム・ナトリウム・リンなどミネラル類を指しています。ミネラルも犬にとって重要な栄養素なので、目安として5~10%ほど含まれている必要があります。
また、粗繊維は犬にとって直接的な栄養素ではありませんが、犬の体内の老廃物や余分な水分の排出を助ける効果があります。ですが、とり過ぎると下痢にも繋がるので、目安として4%以下含まれていれば十分なようです。

ドックフードに含まれる水分について

水分も上記の4つの成分と共に表示義務がありますが、ドックフードからでなくても直接摂取できるのでそこまで気を配る必要はありません。しかし、水分が沢山含まれているフードは防腐剤などの添加物が余分に配合されている可能性が高いので、水分が10%以下のものだと安心です。

まとめ

ドックフードの成分としては粗たんぱく質、粗脂肪、粗灰分、粗繊維、そして水分の表示義務があり、中でも粗たんぱく質と粗脂肪は犬の健康を守るために重要な栄養素です。そして、市販のドックフードには防腐剤、酸化防止剤、着色料などわんちゃんにとって害のある添加物が含まれている事があります。これらのことを踏まえた上でドックフードの成分をよく確認して愛犬の健康を守っていきたいものですね!


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